1982-04-02 第96回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
○板垣正君 まず初めに、第二次沖繩振興開発計画、これは現在沖繩県で作業を進めておられる、近く上がってくるということでございますが、三月三十一日に全会一致をもってこの十年間の延長を中心とする改正案が成立されたことは非常に意義のあることだと思います。
○板垣正君 まず初めに、第二次沖繩振興開発計画、これは現在沖繩県で作業を進めておられる、近く上がってくるということでございますが、三月三十一日に全会一致をもってこの十年間の延長を中心とする改正案が成立されたことは非常に意義のあることだと思います。
復帰後、総合的な沖繩振興開発計画を策定をいたしまして、またこれに基づく事業を推進をしてまいりましたが、とりわけ高率の補助負担率を初めとする特別な措置に基づき積極的に行われた公共投資によりまして、立ちおくれの著しかった社会資本の整備は大きく進展をしたものであると考えております。
これをさらに十年延長するというのにも、これはさらに十カ年の沖繩振興開発計画というものをつくる、こういうことに提案理由の説明はなっているわけなんですが、これはどの程度固まっておるのか。
この間、政府は、沖繩における本邦の諸制度の円滑な実施を図るため、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律により、各般の特別措置を定めるとともに、沖繩における基礎条件の改善並びに地理的及び自然的特性に即した沖繩の振興開発を図るため、沖繩振興開発特別措置法により、総合的な沖繩振興開発計画を策定し、及びこれに基づく事業を推進する等特別の措置を講じ、並びに沖繩における経済の振興等を図るため、沖繩振興開発金融公庫法
この間、政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備を鋭意進めてまいりました。 その結果、道路、空港、港湾等の交通通信施設や上下水道、住宅等の生活環境施設、社会福祉施設及び学校教育施設などの整備は順調に進み、その他多くの分野でもかなりの成果を上げ、沖繩の経済社会は総体として著しい発展を遂げてまいりました。
次に、沖繩に関しましては、沖繩の経済社会の厳しい現状にかんがみ、引き続き沖繩の振興開発を図るため、沖繩振興開発特別措置法を十年間延長するとともに、これに基づき第二次の総合的な沖繩振興開発計画を策定したいと考えております。
人口の動態から見ましても、昭和五十四年十月一日の推計人口、これが百九万一千人でございますし、沖繩振興開発計画で想定しました五十六年度の目標人口を大きく上回りまして、六万余り上回っているところでございます。しかも、人口構造の特徴でございますけれども、これは全国の類似県と比較をいたしてみましても若年層の人口の割合が非常に大きい。
沖繩基地の整理縮小については、七一年十一月の国会決議があり、七二年十二月政府によって決定された沖繩振興開発計画では、膨大な米軍基地が沖繩の産業構造、都市形成、道路体系等に多大な影響を及ぼしていると認定し、今後開発を進める上で、できるだけ早期にこの整理縮小を図る必要があるということになっておるのであります。
こういう実情からしまして、行革によって、あるいは財政再建という立場から結論が出ます、その物差しをいわゆる一律カットという立場で沖繩にそれを適用された場合には、せっかくここまで本土並みの格差を詰めつつあるのに、それがまた歯車ががらっとよりが戻ると同じように、また格差が開いてくる、こういうことを心配するわけでありますので、そういうことを裏づけるために沖繩振興開発計画の延長が予定され、いま第二次振の内容づくりに
そこで、沖繩振興開発計画のこの特別措置法の中でも、要するに沖繩の特殊事情というものを考えてということで特別措置をやるというふうになっているわけですね。この第一条、目的、「この法律は、沖繩の復帰に伴い、沖繩の特殊事情にかんがみ、総合的な沖繩振興開発計画を策定し、」云々となっている。
○美野輪政府委員 現行の沖繩振興開発特別措置法におきまして、先生御指摘のとおり、「沖繩の特殊事情にかんがみ、総合的な沖繩振興開発計画を策定し、」云々、これが第一条の目的に掲げられておるわけでございます。この法律に基づきまして沖繩振興開発計画が策定されているわけでございます。
第二次沖繩振興開発計画の一つの柱でもあるというお話も先ほど承ったわけであります。したがって当然、沖繩の場所だけの提供であって素通りということになりますとこれはということで、いろいろな御意見等もされておるわけであります。こういう計画が成功していくには、やはり期間も長く続いていかなくてはならないと思うわけでありますし、地元の協力体制というものは当然必要だと思うわけですね。
これらにつきましてはどうするかということは、沖繩振興開発計画のデッサンをどうするかということともある意味で密接不可分ということでございます。これにつきましては、ウリミバエの駆除対策ということも非常に大事なことであることは十分認識しております。その沖繩振興開発計画なり振興措置法をどうするかという検討の過程の中で、先生の御意見も踏まえながら検討させていただきたいと思います。
博君 資源エネルギー 庁公益事業部業 務課長 植松 敏君 運輸省航空局監 理部長 仲田豊一郎君 建設省計画局総 務課長 末沢 善勝君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○沖繩及び北方問題に関しての対策樹立に関する 調査 (第二次沖繩振興開発計画
一つは沖繩の振興開発の特別措置法によって沖繩振興開発計画を立てて高率な公共事業への補助をやる。いま大臣のおっしゃった電力問題というものをこういう中においても解決を促進していくという考え方。もう一つは復帰特別措置法によって各種の税金の減免措置を行うということだと思うのですね。
○政府委員(美野輪俊三君) 私ども公式に県の方から種々聞いておりますところは、先ほどちょっと申し上げました一月末に県といたしまして第二次沖繩振興開発計画大綱というものを策定いたしまして、それを添えまして種々要請に参っておるわけでございます。
しかし正直申し上げて、復帰して十年に差しかかろうとしているんですが、言うところの沖繩振興開発計画、特別措置法の第六章で述べられている、三十八条から四十七条まででしたか、ほとんど実を上げないで今日まで経過をしてきた。もちろん全く無意味だったとは言いません。それはいろいろな事情があったと思うのです。
沖繩が祖国に復帰して間もなく十年という歴史的節目を迎えようといたしておりますが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備のための努力を鋭意続けてまいりました。
昭和五十六年度は、昭和四十七年に策定された沖繩振興開発計画の最終年度となっており、きわめて厳しい財政事情下ではありましたが、本土との格差是正及び沖繩の自立的発展の基礎条件整備をうたった計画の基本目標を踏まえつつ、現下の沖繩における社会経済情勢にも配慮をして予算措置を講じているところであります。
沖繩が祖国に復帰して間もなく十年という歴史的節目を迎えようといたしておりますが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備のための努力を鋭意続けてまいりました。
○政府委員(美野輪俊三君) 沖繩振興開発計画につきましては、ただいま先生から御指摘のとおり、四十七年以降十年計画で現計画が策定され、それに基づきましてただいま沖繩の振興開発に鋭意努力をいたしているところでございます。御指摘のように、五十七年の三月をもって現在の計画期間が切れるわけでございます。
いま来年度の予算に向けて概算要求があって、各省庁とも大蔵との折衝がこれから始まるわけでございますが、来年度は、長官御案内のとおり、沖繩が本土に帰ってまいりまして十年目の歴史的な年であり、同時に沖繩振興開発計画の終了の年ということになっております。
沖繩の漁港の整備につきましては、私たちは沖繩振興開発計画の方向に沿いまして漁港整備の一層の促進を図ってまいりたいと考えております。
この去年の閣議の件は、いま大臣言われたように行政改革の立場からであって、沖繩振興開発の立場からではないということはわれわれ承知しておりますが、この件はぜひ大臣としても、予算委員会で言われたような方向で再検討して、いわゆる電力会社が県民のふところに依拠して、たとえば赤字が出ると値上げすればいいという安易な考え方ではなくて、実際上第二次の沖繩振興開発計画に役立つかどうかという点に立って検討してほしいと思
○瀬長委員 沖繩の振興開発計画について中山開発庁長官は、七月二十二日午前のNHKインタビューに答えて、新しい産業をどう発展させるか方針をはっきりさせ、それを関係方面に認識してもらう、新しい第二次沖繩振興開発計画を進行させることが必要だということで、私はそういった長官の姿勢を了として、中身についてお伺いしたいと思うのです。
○美野輪政府委員 沖繩振興開発計画、現行計画、先生御指摘のとおり大変に幅の広い計画でございます。沖繩開発庁のみならず、各省庁の所掌にわたる部分が非常に多いわけでございまして、私ども今後のこの検討を行っていく上におきまして、各省との連絡調整ということもきわめて重要な問題であるというふうに考えておるわけでございます。
沖繩が祖国に復帰してすでに八年有余が経過いたしましたが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備のための努力を鋭意続けてまいりました。その結果、空港、道路、文教などの公共施設の整備は順調に進展し、その他多くの分野でもそれなりの成果を上げ、本土との格差は次第に縮小されております。
まず、去る九月二日から五日まで四日間にわたりまして、沖繩振興開発計画の実施状況及び沖繩県が当面いたしております諸問題につきまして、現地の実情調査のため派遣されました委員を代表いたしまして、私からその概要を簡単に御報告申し上げます。
そこで、沖繩振興開発計画に基づきましてその目標を達成するために、中城湾港の開発基本計画を策定され、各種の調査を実施されておるわけでございますが、私も実は中城湾を拝見いたしました。
○中山国務大臣 現行の沖繩振興開発計画に続く第二次振興開発計画を策定するかどうかというふうなお尋ねでございますが、沖繩開発庁といたしましては、ただいま沖繩の第一次開発振興計画の進行状況を現地と相談しながら十分検討いたしております。
○政府委員(美野輪俊三君) 沖繩振興開発計画、四十七年から計画期間に入りまして、現在十年計画でございますが、八年余を過ぎたところでございます。この間同計画に基づきまして、各分野におきます本土との格差の是正、それから沖繩の自立的発展のための基礎条件の整備ということを目標にしまして、鋭意努力を続けてきたところでございます。